家庭で”スーパー銭湯級”の炭酸泉を。

ワンパス式炭酸泉装置という選択

我が家で本格的な炭酸泉に浸かりたい

温浴施設での勤務や、コンサルタントとして、これまで数多くの高濃度炭酸泉に触れてきました。しかし障害をきっかけに、以前のように気軽に施設へ足を運ぶことが難しくなっています。

そこで、自宅浴室の改装計画で「家庭に炭酸泉を導入する」という選択肢を検討するようになりました。この記事は、その検討の過程で得た情報をまとめたものです。

結論から言うと、家庭で炭酸泉を楽しむなら、いま最も現実的なのは**「ワンパス式」の炭酸泉装置でしょう。工事も電源もほぼ不要で、使いたいときに使いたい分だけ、施設と同等の高濃度炭酸泉をシャワーやお風呂で再現できます。

この記事では、

  • なぜワンパス式が家庭向きなのか
  • 実際に信頼できる装置にはどんなものがあるか   
  • 導入する上での具体的な注意点
  • を順番に紹介し、最後に装置メーカー3社(VEETA・ReVIERA・Link)の比較表を掲載します;

こんな方におすすめです

  • 施設に頻繁に通うのが体力的・時間的に難しくなってきた方
  • スポーツの練習や試合後、疲労回復を早めたい方
  • ご家族や同居の高齢者の健康維持を考えている方
  • 「炭酸泉に興味はあるが、何から選べばいいか分からない」方

一つでも当てはまるなら、このまま読み進めていただければと思います。

なぜ「ワンパス式」なのか

家庭で炭酸泉を楽しむ方法は、大きく3つに分かれます。

1.入浴剤(錠剤タイプ)

手軽で安価ですが、化学反応でガスを発生させる仕組み上、炭酸の濃度は低く、高濃度状態にすることが難しい。

2.循環式装置

浴槽のお湯を機械で循環させながら高濃度化する方式。大量の湯量を長時間高濃度に保てる一方、電源や設置工事が必要になる機種が多く、初期費用もかさみがちです。

3.ワンパス式装置

炭酸ガスボンベから供給されるガスを、水圧を使ってその場でお湯に直接溶かし込む方式。シャワーの配管に取り付けるだけのものが多く、電源不要・工事不要で導入しやすいのが特徴です。

今回、あえてワンパス式に絞って紹介するのは、次のような理由からです。

  • 手軽さ

電源工事が要らず、賃貸住宅でも比較的導入しやすい

  • 衛生面

装置内部にお湯を溜め込まないため、循環式に比べて清潔を保ちやすい

  • 柔軟性

シャワーとしても、浴槽に溜めて使うこともできる

  • 濃度:

入浴剤より高い濃度域(1,000ppm前後)を安定して再現しやすい。

つまり、手軽にスーパー銭湯のような高濃度の炭酸泉を楽しめるのがワンパス式ということです。

体験から伝えたい、家庭に炭酸泉がある価値

数字や仕組みだけでは伝わらない部分を、自分の経験からお話ししたいと思います。

以前、介護施設の運営に関わっていた際、炭酸泉を日常的に利用することで健康を維持している入居者の方々を数多く見てきました。血行を促し、体を温める効果は、高齢の方の日々のコンディション管理において、想像以上に大きな役割を果たしてました。

また個人的には、かつてマラソンを趣味にしており、練習やレースの後に炭酸泉に浸かることで、疲労回復の早さを驚くほど実感してきました。翌日に残る重さが明らかに違う、という感覚は、施設を離れてからも忘れられないものです。

こうした経験を重ねるなかで強く感じるのは、「炭酸泉を体験できる環境が、特別な日だけでなく、日常のなかにあること」の価値です

体力や移動手段に制約があっても、家族の誰かが疲れを感じたときも、家にあれば、いつでもその選択肢を差し出せる。これは、温浴施設に通うのとはまた違う意味を持つと思っています。

導入時に知っておきたい注意点

導入を検討するうえで、事前に押さえておきたいポイントをまとめます。

  • 給湯条件の確認:機種ごとに対応する給湯温度・水圧の規格が決まっています。事前にご自宅の給湯器の仕様を確認しておくと安心です。
  • ガスボンベの管理:炭酸ガスボンベは浴室内ではなく、脱衣所など浴室外に設置するのが基本。ガス切れのタイミングや交換の手間も考慮しておきましょう。
  • 追い焚き機能との相性:循環式の追い焚きとの併用が難しい。
  • 保証とメンテナンス:購入の場合、メーカー保証は1年程度が一般的で、それ以降の修理は有償になることが多いです。レンタルという選択肢も含めて、長期的なコストを比較しておくとよいでしょう。
  • 効果を感じるまでの期間:即効性を期待しすぎず、数ヶ月単位で体の変化を見ていく姿勢が現実的です。

※循環式・・浴槽のお湯を温める際、お湯を循環させて温度を上げるタイ          プの浴槽

主要3社比較:VEETA・ReVIERA³・Link

今回は、直近の活動が明確に確認できた3社を取り上げます。いずれもワンパス式(またはワンパス式を含むラインナップ)を展開しています。

主要3社比較:VEETA・ReVIERA³・Link

ワンパス式炭酸泉装置を展開する主要3社の比較表です。

VEETA
(ヴィータ販売)
ReVIERA³
(リヴィエラキューブ)
Link
(炭酸泉でつなげるLink)
公式サイト www.veeta.jp ↗ reviera3.jp ↗ www.link-carbonic.com ↗
主な用途 家庭用〜業務用まで幅広く展開 家庭用(レンタル中心)、アスリート向け サロン向けが中心、家庭用(CS-HOME)も展開
導入・起用実績 業界展示会への出展を継続。取材ベースでは、Jリーグのクラブハウスへの納入実績もあるとの情報がある プロ野球球団の宿泊施設への設置、春季キャンプへの帯同実績が公表されている テレビ番組での紹介実績、美容室・自宅利用者の声を公式サイトで公開
直近の活動 2026年の展示会出展、業界メディアでの紹介実績あり。当サイト「炭酸泉ラボ」での取材記事あり 2026年のプロ野球春季キャンプ帯同、SNS更新が継続 2025年秋にメディア露出、利用者の声の更新あり
導入形態 購入(家庭用〜業務用) 主にレンタル(お試しプランあり) 購入・レンタル両対応

※導入実績・活動状況は取材時点の公開情報に基づきます。価格や仕様は変更される場合があるため、最新情報は各社への問い合わせをおすすめします。

まとめ

家庭用の炭酸泉というと、まだまだ選択肢が限られ、情報も少ない分野です。しかし、ワンパス式は、「手軽さ」と「濃度」のバランスが取れた、家庭に最も馴染みやすい選択肢だと感じています。

炭酸泉ラボでは、今後もこの分野の情報を継続的にアップデートしていきます。

よくある質問

Q. 賃貸住宅でも設置できますか? 

A. 機種によりますが、ワンパス式は電源工事や壁への穴あけを必要としないタイプが多く、比較的導入しやすい傾向にあります。契約前に管理会社への確認をおすすめします。

Q. 効果はどのくらいで感じられますか? 

A. 個人差が大きく、数ヶ月単位で実感するケースが多いようです。即効性よりも、継続することを前提に考えるのが現実的です 

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