【体験談】人工炭酸泉で心筋梗塞と腰痛をケア|鍋師良忠さんの選択

京都市に住む鍋師良忠さん64歳は、10年前に心筋梗塞を患い、ステント手術を行いましたが、その後も何度か再発しています。また、5年ほど前から、脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアも患い、腰に爆弾を抱えた状態です。

心筋梗塞は、心臓に血液を送る血管が詰まり、心筋に酸素が届かなくなって壊死する病気。胸の激しい痛みや冷や汗、息苦しさが特徴で、早急な治療が必要です。カテーテル治療で血管を広げ、ステントとよばれるバイパス管を心臓に埋めこんでいるそうで、再発予防には生活習慣の見直しが不可欠といわれています。
脊柱管狭窄症は、神経の通り道である脊柱管が加齢や変形で狭くなり、神経が圧迫される病気。足のしびれや痛み、長く歩けない「間欠性跛行」※1が特徴です。薬や運動療法で症状をやわらげ、必要に応じて手術が検討されます。
もうひとつの腰の爆弾、椎間板ヘルニアは、背骨のクッションである椎間板が飛び出し、神経に触れることで痛みやしびれを引き起こす病気です。特に腰や足に症状が出やすく、保存療法※2やストレッチで改善するケースが一般的で、脊柱管狭窄症の痛みで思うような運動や動きができません。
心筋梗塞の予防には、体重を増やさないよう心がけなければなりませんが、腰の痛みで思うような運動もできないという悩みを抱えています。
※1 間欠性跛行歩くと足が痛み、休むと楽になる症状です
※2 保存療法とは、手術をせずに薬や運動で治す方法です
壺風呂職人・鍋師さんの仕事とは?全国の温泉地をめぐる日々
鍋師さんの仕事は「壺」を売ることだそうです。鍋師という苗字も珍しいですが、「壺売り」という仕事も珍しく興味がわきます。よく聞けば、壺といっても、「壺風呂」販売が専門で、浴槽として使う巨大な壺を専門に扱っているとのこと!ますます興味深いじゃないですか!
そんなわけで、若い頃から地方の温泉や温浴施設への「壺風呂」のセールスで全国の温泉地を巡ってきたという経歴があるのだそうです。おのずと温泉に浸かることが人生の楽しみの一つとなったのだと語ってくれました。
しかし、最近は病気の腰の痛みや心臓のことを考えるとすっかり足が遠のき、ライフワークであった温泉巡りの数もめっきり減ったのだとか。年齢的にも、まだまだ全国を飛び回り、壺風呂の普及に関わりたい思いがあると唇を噛む表情が印象的です。
人工炭酸泉との出会い:鍋師さんを魅了した理由とは

そんなわけで、めっきり温浴施設の訪問が減った鍋師さんですが、訪れた温浴施設でお気に入りなのが高濃度人工炭酸泉だったのです。
シュワシュワと肌に泡がまとわりつく感触も楽しいのですが、なんといっても温度が低くて入りやすい。それなのに、数分後には体の深部からポカポカとしてくる。心臓に負担もかからず安心して浸かることのできるお湯の魅力に取り憑かれたそうです。
温泉地の天然温泉も数多く体験している鍋師さんにとって、天然温泉であっても、はとんど掛け流しされていない街中の循環している温泉は、「天然温泉」が持つ本来の泉質を感じることはできないが、人工炭酸泉の炭酸濃度は一定に保たれいつもその成分を感じることができる。
堂々と「人工」とうたい、高濃度の炭酸の持つ効果を明確に伝える姿勢にも潔さを感じることができ、信頼感も強くなったようです。
今は、多くの銭湯やスーパー銭湯でも高濃度人工炭酸泉を採用する施設も多く、わざわざ温泉地に出かけなくても利用できることはラッキーだといいます。
家庭用人工炭酸泉を導入!鍋師さんの決断
そんな鍋師さんが、自宅でも温浴施設と同じような「高濃度」の人工炭酸泉の装置の存在を知って、即座に購入を決断しました。
いくら、自宅近くの銭湯やスーパー銭湯で体験はできるとはいえ、歩くだけでも痛みを感じる体の状態を考えると、施設に出かけて行く気持ちにはなかなかなれない!
購入にあたっては、炭酸ガスを直接お湯に溶かし込ませる仕組みの装置を希望していました。
家庭用の炭酸泉では、入浴剤の炭酸泉だけでなく、薬剤を使用することでも高濃度を実現できる装置もあるようです。でも、それでは施設のような安定した感覚は得られるのか?という疑問があるので選択肢から外れていました。
取り寄せた資料の中から、温浴施設で使われている「炭酸ボンベ」から直接ガスをお湯に溶け込ますタイプだけをピックアップしました。
その中で、「VEETA」という装置メーカーは、本来業務用の炭酸泉装置を作る会社で、多くの温浴施設でも採用されており、品質には信頼がおけると思ったのです。問い合わせをすると、装置もガスボンベもコンパクトで、浴室か脱衣場に置くことができ、工事も不要との回答がありました。
決して安くはないけど、ガス給湯器と同じくらいの価格だったので、まあ許容範囲かな!と判断したそうです。
人工炭酸泉でQOL向上!鍋師さんの実感
さて、自宅に高濃度人工炭酸泉を取り付けた鍋師さんですが、日々の生活が変化したのかを聞いてみました。
返ってきた言葉は意外にも、
“最初に言っておきますが、高濃度人工炭酸泉に入ると、僕の心臓や腰の病気が治るわけではありません”
という答えでした。
当然といえば当然の答えですが、これは日々病気と向き合いさまざまな思いを持って生活をしている人の素直な回答だと思います。
リップサービスで、炭酸泉の良いことばかりを挙げ連ねてもらうよりもよほどリアル感があるでしょう。
“でもね、自宅でぬるめのお湯に浸かって、心臓に負担をかけず、安心して腰を温める。熱くもないのに、額にうっすらと汗を感じるくらい温まる。とても心地よいですね”
続けて、
“寒い冬場にははっきりとわかるのですが、手足の先がポカポカする感覚は普通のお湯に浸かるのとは雲泥の差があります。血管が詰まるという恐怖を抱えている僕にとっては、まあ予防になるというか、薬に頼らない健康法としては効果もあるのだろうなと感じますよ”
私が、
“どうやら、完治は難しい病気と向き合いながら、生活の質の向上を意識するアイテムとしては選んで良かった商品ですね?”
と向けると、
“そうですね、病気になる前に購入して、続けていればもっと良かったのかもしれませんが、まあ、そんなことを考えていても始まりません。地方の温泉にも、まだまだ行ってみたいので、無理せず頑張りますよ”
と明るい返答が返ってきました。
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鍋師さん愛用の家庭用人工炭酸泉装置とは
せっかくですので、鍋師さんが購入して日々使用を続けている家庭用の「高濃度人工炭酸泉装置」を紹介しておきます。
ヴィータ株式会社が製造販売を行なっています。 以下、カタログの内容をまとめておきます。
RS-100シリーズ「高濃度人工炭酸泉装置」
外の温泉に通うことなく、自宅の浴槽やシャワーで本格的な炭酸泉を楽しめる装置、それがRS-100シリーズの高濃度人工炭酸泉装置です。
2つのモードで使い分けができる! この装置は「炭酸泉給湯モード」と「炭酸泉シャワーモード」の2つの使い方ができ、生活スタイルに合わせて選べます。
まず、「炭酸泉給湯モード」では、浴槽にお湯を張るだけで高濃度(1,000ppm)の炭酸泉を簡単に溜めることが可能。特別な操作は不要で、普段の給湯と同じ感覚で使えます。湯船にゆったり浸かりながら、炭酸泉のリラックス効果を存分に味わえます。
一方、「炭酸泉シャワーモード」では、シャワーヘッドから直接炭酸泉が出る仕組みになっており、朝の忙しい時間帯やサッと体を温めたいときにも便利です。切り替えもワンタッチで、普通のお湯と炭酸泉を簡単に切り替えられます。 ※どちらかのモード使用中は、もう一方は使えません。
【RS-100シリーズの特長】
RS-100シリーズは、日常使いしやすいように設計されています。まず本体は小型で軽く、浴室に置いても場所を取りません。電源を使わないため感電の心配もなく、安全で省エネです。ポンプも不要なので、稼働音がまったくなく、静かに使えるのも嬉しいポイントです。
さらに、炭酸ガスの使用量が少なくて経済的、そして取り付け工事も不要で、ご自身で簡単に設置が可能。面倒なメンテナンスも不要なので、機械が苦手な方でも安心して使えます。
シャワーヘッドはワンタッチで着脱でき、浴槽への給湯とシャワーの切り替えもとてもスムーズです。
鍋師さんの体験に共感された方は、一度問い合わせてみてはどうでしょうか?
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