炭酸泉がもたらす、健やかで心地よい毎日

For a comfortable everyday life

新たな価値を加える「高濃度人工炭酸泉」

日本人にとって入浴は、単なる衛生習慣だけでなく心と体を整える大切な時間です。その入浴文化に新たな価値を加えているのが「高濃度人工炭酸泉」。ぬるめのお湯でも体の芯から温まり、血行促進や美肌、疲労回復など多くの効果が期待され、今やリラクゼーションを超えた存在として注目されています。

導入施設では来場者数も増加

私自身、温浴業界に25年以上携わる中で炭酸泉と出会い、その効果に感動しました。初めての体験の衝撃は今も忘れられません。

ぬるめのお湯なのに、体の芯からじんわり温まり、入浴後には肌がほんのり紅潮し、汗が自然に流れる──それまでの “熱さや泉質重視”の概念が一変しました。利用者のかたからも「よく眠れるようになった」「肌の調子が良くなった」と喜びの声が多数寄せられ、導入施設では来館者数も増加したのです。

医療・介護・美容・スポーツ業界への広がり

今や炭酸泉の活用は、医療・介護・美容・スポーツ業界など多岐に広がっています。このサイトでは、炭酸泉の定義や効果、各分野での活用事例、最新の研究情報をわかりやすく紹介していきます。体験談や専門家の声を通じて、その本質的な価値を伝え、皆さまに信頼される情報をお届けします。

炭酸泉の魅力を一人でも多くの方に届けるために、 このサイトがその一助となれば幸いです。ぜひ定期的にチェックしてください。

管理人】
コミマおふろ研究所
代表 おのやすなり

温浴関連事業コンサルタント・おふろ健康アドバイザー
著書「60代からのおふろ革命」「銭湯に学ぶ小さな会社のインバウンド成功術」(Kindle出版)

知っておきたい!高濃度人工炭酸泉の基本

About Carbonated hot spring

人工的に安定した高濃度の炭酸泉の実現

近年、健康や美容への意識の高まりとともに「高濃度炭酸泉」が注目されています。炭酸泉とは、二酸化炭素(CO₂)が溶け込んだお湯のことで、血行促進や疲労回復、肌への優しさなどが評価され、医療・介護・美容など多くの分野で導入が進んでいます。

本来、天然の炭酸泉は地質や気候条件に左右されやすく、炭酸濃度を安定的に保つことが難しいという課題がありました。これに対し、人工的に安定した高濃度(1000〜1500ppm)の炭酸泉を実現したのが「高濃度人工炭酸泉」です。1990年代以降、医療機関や研究機関のニーズから技術開発が進み、現在では温浴施設や病院、介護施設など幅広い現場で利用されています。

血圧の上昇を抑えつつ抹消血液を改善

炭酸泉の原理は、湯に溶けたCO₂が皮膚から吸収され、血中の二酸化炭素濃度を一時的に上昇させることで、血管を拡張させ血流を促すというものです。これにより、ぬるめの湯でも体が芯から温まり、血圧の上昇を抑えつつ、末梢血流を改善します。この仕組みは「ボーア効果」と呼ばれる生理的反応に基づいています。

「加圧式装置」で炭酸濃度が一定

人工炭酸泉の生成には主に「加圧式装置」が使用されます。お湯に炭酸ガスを一定の圧力で溶かし込み、循環装置によって浴槽内の濃度を保つ仕組みで、飲食店のビールサーバーの原理と似ています。浴槽内の湯は常に循環され、炭酸濃度が一定に保たれるよう管理されています。

「炭酸そのものの力」で内側から温める

家庭用としては錠剤タイプの入浴剤やカートリッジ式の炭酸泉装置などがあり、手軽に炭酸浴を楽しめる環境も整いつつあります。高濃度炭酸泉は「熱さではなく炭酸そのものの力」で体を内側から温め、血行を促進する新しい入浴法として、多くの人にその効果が認められつつあります。

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※情報は随時更新されます。詳細は各施設にご確認ください。